■変数
□ハッシュ関係のメモ
・配列からハッシュを作成する
□リファレンス
・リファレンスのメモ
■ファイル操作
・実行時スクリプトのパスを取得
⇒FindBin
・再帰的にパスを取得する
⇒File::FInd
・複数階層のファイルを作成、削除
⇒File::Path
■DB操作
・DBI
■日付操作
・日付全般の操作について
⇒Time::Piece
■文字列操作
・マルチバイと文字列の文字列操作のお話
⇒utf8, Encode, binmode
・形態素解析
⇒WebService::YahooJapan::WebMA
■設定ファイル
・Config::SImple
・リファレンス + do
■エラー処理
・エラー情報は、発生行?呼出し行 warn/die or carp/croak
■フレームワーク
・Mojolicious、 Mojolicious::Lite
■他
・perlの変更点が知りたい時
・ワンライナー
・特殊変数
perlめも
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2100年1月1日金曜日
2013年10月27日日曜日
DBI
まずは、接続と切断から試してみる
SQLiteを使うので、DBIとDBD::SQLiteがインストールされていること
<参考>
DBI [ver1.628]
DBD::SQLite [ver1.40]
覚えること
■1.connect, disconnectメソッド
[第一引数]接続するための文字列は、
尚、SQLiteはメモリ上にDBを作ることができ上記のように
:memory:と記載するとメモリ上に作成します。
当然ながら、プログラムが終了したら消えます。
サンプルコード等のお試しに最適です。
[第二引数]username
[第三引数]password
SQLiteではユーザー名、パスワードがないので、空文字のままにしています。
他のDBでは設定します。
[第四引数]オプション
ここは、いろいろあるのでDBIを参照するのがよいと思います。
http://search.cpan.org/search?query=DBI&mode=all
よく登場するオプションもメモ。
□RaiseError[デフォルト:偽]
エラーが発生すると自動的にdieして終了してくれます。
これを真にしないのであれば、各メソッド毎にエラー処理を書く必要があります。
□PrintError[デフォルト:真]
エラー時warnで出力してくれる機能。
デフォルトで真だけど、RaiseErrorを真にするのであれば
表示内容がかぶるのでこちらは偽にしておく。
□AutoCommti[デフォルト:真?]
全ての命令毎にCommitします。
ドライバによって、デフォルト値が異なるようですので明示的に指定した方がよいようです。
AutoCommitが真の時、
一つの命令毎にCommitされるため
トランザクションできなくなります。
トランザクションを行いたい時は、明示的に指示をします。
#ここまでAutoCommitエリア
#ここからトランザクション開始
$dbh->begin_work;
#何かしらの処理
$dbh->commit(); or $dbh->rollback();
#トランザクション区間終了
#ここからAutoCommitエリア
オプションに関しては、他にも必要とするのがあるのですが
まずは、DBの操作について話した後でないと検証ができないので
のちほどあらためて掲載します。
■2.do, prepare, execute, prepare_cached
□doメソッド
・ステートメントハンドルを作成しないため、SELECT文のように値を取得する場面では使えません。
・ステートメントハンドルを生成しない分、高速に動きます。
・INSERT, UPDATE, DELETEなどなど
□prepare, executeメソッド
その分高速に動きます。つまり、繰り返し同じSQLを実行する場合prepareしておけばよいということです。
□prepare_cachedメソッド
prepareした物を内部でハッシュに紐づけてキャッシュします。
ループ分のように連続して使用するのでなく、別の関数等で再び利用する場合
キャッシュしておけば、prepareの行為を省略できるのでその分だけ高速になります。
あちこちで同じSQLを使用するのであればキャッシュして使いましょう。
■3.fetch, fetchrow_arrayref, fetchrow_hashref
□fetch, fetchrow_arrayref
つまり、配列のリファレンスを返してくれます。
□fetchrow_hashref
■DBI->connectのオプションについて
他のオプションについても紹介しときます。
□ShowErrorStatement
エラーとなったSQLを出力します。
通常、行数しか表示されないためその行まで移動しないと何が原因かわからないところを
SQLを表示するので何でエラーとなったか把握しやすくなります。
□DBから受け取る時、内部表現にしてくれる
MySQL→ mysql_enable_utf8
SQLite→ sqlite_unicode
PostgresSQL → pg_enable_utf8
出力時自動的に内部表現から戻す処理になっているのであれば
DBから受け取る際に内部表現にしとく必要がありますよね。。
その時に役立ちます。
■サンプルコード
地名を5つほど登録して出力するプログラムです。
SQLiteを使うので、DBIとDBD::SQLiteがインストールされていること
<参考>
DBI [ver1.628]
DBD::SQLite [ver1.40]
覚えること
| No | メソッド | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | connect | DBに接続 |
| disconnect | DBと切断 | |
| 2 | do | SQLを実行 |
| prepare | SQLを準備 | |
| execute | SQLを実行 | |
| prepare_cached | 準備した結果をcacheする | |
| 3 | fetch | 配列のリファレンスを返す |
| fetchrow_arrayref | 配列のリファレンスを返す | |
| fetchrow_hashref | 列をキーに値をリファレンスで返す |
■1.connect, disconnectメソッド
use strict;
use warnings;
use utf8;
use DBI;
use feature 'say';
my $database = ':memory:';
my $connectStr = "dbi:SQLite:dbname=$database";
my $userName = "";
my $passWord = "";
#接続
my $dbh = DBI->connect($connectStr,
$userName,
$passWord,
{RaiseError => 1,
PrintError => 0,
AutoCommit => 1});
#切断
$dbh->disconnect();
[第一引数]接続するための文字列は、
| [SQLite] | dbi:SQLite:DB名 |
| [MySQL] | dbi:mysql:DB名 |
| [PostgreSQL] | dbi:pg:DB名 |
| [Oracle] | dbi:oracle:DB名 |
:memory:と記載するとメモリ上に作成します。
当然ながら、プログラムが終了したら消えます。
サンプルコード等のお試しに最適です。
[第二引数]username
[第三引数]password
SQLiteではユーザー名、パスワードがないので、空文字のままにしています。
他のDBでは設定します。
[第四引数]オプション
ここは、いろいろあるのでDBIを参照するのがよいと思います。
http://search.cpan.org/search?query=DBI&mode=all
よく登場するオプションもメモ。
□RaiseError[デフォルト:偽]
エラーが発生すると自動的にdieして終了してくれます。
これを真にしないのであれば、各メソッド毎にエラー処理を書く必要があります。
□PrintError[デフォルト:真]
エラー時warnで出力してくれる機能。
デフォルトで真だけど、RaiseErrorを真にするのであれば
表示内容がかぶるのでこちらは偽にしておく。
□AutoCommti[デフォルト:真?]
全ての命令毎にCommitします。
ドライバによって、デフォルト値が異なるようですので明示的に指定した方がよいようです。
AutoCommitが真の時、
一つの命令毎にCommitされるため
トランザクションできなくなります。
トランザクションを行いたい時は、明示的に指示をします。
#ここまでAutoCommitエリア
#ここからトランザクション開始
$dbh->begin_work;
#何かしらの処理
$dbh->commit(); or $dbh->rollback();
#トランザクション区間終了
#ここからAutoCommitエリア
オプションに関しては、他にも必要とするのがあるのですが
まずは、DBの操作について話した後でないと検証ができないので
のちほどあらためて掲載します。
■2.do, prepare, execute, prepare_cached
□doメソッド
my $sql = "INSERT INTO sample (col1, col2) VALUES (?, ?)"; my @data = qw(data1 data2); my $sth = $dbh->do($sql, undef, @data);
・ステートメントハンドルを作成しないため、SELECT文のように値を取得する場面では使えません。
・ステートメントハンドルを生成しない分、高速に動きます。
・INSERT, UPDATE, DELETEなどなど
□prepare, executeメソッド
my $sql = "SELECT * FROM sample WHERE col1 = ? AND col2 = ?"; my $sth = $dbh->prepare($sql); my @data = qw(data1 data2); my $rv = $sth->execute(@data);・事前に準備(prepare)するため、何度もINSERTする際などループの外でprepareしておけば
その分高速に動きます。つまり、繰り返し同じSQLを実行する場合prepareしておけばよいということです。
□prepare_cachedメソッド
prepareした物を内部でハッシュに紐づけてキャッシュします。
ループ分のように連続して使用するのでなく、別の関数等で再び利用する場合
キャッシュしておけば、prepareの行為を省略できるのでその分だけ高速になります。
あちこちで同じSQLを使用するのであればキャッシュして使いましょう。
■3.fetch, fetchrow_arrayref, fetchrow_hashref
□fetch, fetchrow_arrayref
my $sql = "SELECT * FROM sample";
my $sth = $dbh->prepare($sql);
my $rv = $sth->execute();
while (my $row = $sth->fetch()){
my ($col1, $col2, col3) = @{$row};
#処理
}fetchとfetchrow_arrayrefは同じ結果となります。つまり、配列のリファレンスを返してくれます。
□fetchrow_hashref
my $sql = "SELECT * FROM sample";
my $sth = $dbh->prepare($sql);
my $rv = $sth->execute();
while (my $row = $sth->fetchrow_hashref()){
say $row->{'col1'};
say $row->{'col2'};
say $row->{'col3'};
}■DBI->connectのオプションについて
他のオプションについても紹介しときます。
□ShowErrorStatement
エラーとなったSQLを出力します。
通常、行数しか表示されないためその行まで移動しないと何が原因かわからないところを
SQLを表示するので何でエラーとなったか把握しやすくなります。
□DBから受け取る時、内部表現にしてくれる
MySQL→ mysql_enable_utf8
SQLite→ sqlite_unicode
PostgresSQL → pg_enable_utf8
出力時自動的に内部表現から戻す処理になっているのであれば
DBから受け取る際に内部表現にしとく必要がありますよね。。
その時に役立ちます。
■サンプルコード
地名を5つほど登録して出力するプログラムです。
use strict;
use warnings;
use utf8;
use DBI;
use feature 'say';
binmode STDOUT, ":utf8";
my $database = ':memory:';
my $connectStr = "dbi:SQLite:dbname=$database";
my $userName = "";
my $passWord = "";
my $sql = "";
my $dbh = DBI->connect($connectStr,
$userName,
$passWord,
{RaiseError => 1,
PrintError => 0,
AutoCommit => 1,
sqlite_unicode => 1
});
#CreateTable & InsertData
initialize($dbh);
$sql = "SELECT * FROM test";
my $sth = $dbh->prepare($sql);
my $rv = $sth->execute();
#arrayrefで受け取る場合
#$sth->fetchrow_arrayref()
#$sth->fetch()は、同じメソッド
while (my $row = $sth->fetch()){
my ($id, $area) = @{$row};
say "$id:$area";
}
$sth->finish();
$dbh->disconnect();
sub initialize{
my $dbh = shift;
#テーブルを作成(idとstrの列のみ)
my $sql = "CREATE TABLE IF NOT EXISTS test(id INTEGER PRIMARY KEY AUTOINCREMENT, area TEXT)";
$dbh->do($sql);
#str列に名前を登録
my @list = qw(興部 椴法華村 音威子府 長万部 札幌);
$sql = "INSERT INTO test (area) VALUES(?)";
for my $area (@list){
$dbh->do($sql, undef, $area);
}
}
2013年8月18日日曜日
エラー情報は、発生行?呼出し行 warn/die or carp/croak
まずは、Debugモジュールを作成し、Printするメソッドを定義します。
ただし、Printする文字列がない時つまり引数が渡されなかったらエラーで終了としましょう!
これを実行するとエラーで落ちます。
確かにエラーが発生した行の情報が表示されていて
これはこれで正しいのですが、あちこちから呼ばれる、データがトリガーとなって
エラーとなるケースでは呼び出しもとがどこなのか知りたいですよね。
つまり、呼び出しもとの行数を知りたい。
そんな時は、Carpモジュール。
実行結果:
引数を一つだけ指定してください。といわれ11行を確認すると
say $obj->Print();
ならば修正するのも楽ですね。
warnの代わりはcarpで
dieの代わりはcroakとなっています。
ロジックに問題の可能性があればwarnやdieを使い
呼び出し元がトリガーとなる場合carpやcroakを適宜使い分ければよいと思います。
ただし、Printする文字列がない時つまり引数が渡されなかったらエラーで終了としましょう!
use strict;
use warnings;
use utf8;
use feature 'say';
binmode STDOUT, ":utf8";
binmode STDERR, ":utf8";
my $obj = Debug->new();
say $obj->Print("abc");
say $obj->Print("def");
say $obj->Print();
say $obj->Print("ghi");
package Debug;
sub new{
return bless {}, shift;
}
sub Print{
my ($self, $str) = @_;
if (@_!=2){ die("引数を一つだけ指定してください") };
return $str;
}
これを実行するとエラーで落ちます。
abc def 引数を一つだけ指定してください at sample.pl line 22.
確かにエラーが発生した行の情報が表示されていて
これはこれで正しいのですが、あちこちから呼ばれる、データがトリガーとなって
エラーとなるケースでは呼び出しもとがどこなのか知りたいですよね。
つまり、呼び出しもとの行数を知りたい。
そんな時は、Carpモジュール。
use strict;
use warnings;
use utf8;
use feature 'say';
binmode STDOUT, ":utf8";
binmode STDERR, ":utf8";
my $obj = Debug->new();
say $obj->Print("abc");
say $obj->Print("def");
say $obj->Print();
say $obj->Print("ghi");
package Debug;
use Carp;
sub new{
return bless {}, shift;
}
sub Print{
my ($self, $str) = @_;
if (@_!=2){ croak("引数を一つだけ指定してください") };
return $str;
}
実行結果:
abc def 引数を一つだけ指定してください at sample.pl line 11.
引数を一つだけ指定してください。といわれ11行を確認すると
say $obj->Print();
ならば修正するのも楽ですね。
warnの代わりはcarpで
dieの代わりはcroakとなっています。
ロジックに問題の可能性があればwarnやdieを使い
呼び出し元がトリガーとなる場合carpやcroakを適宜使い分ければよいと思います。
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